羽毛布団はじめました
みなさんこんにちは。
最近ようやく遅めの羽毛布団デビューを果たしたけいです。
学業の方が忙しかったため、久しぶりの投稿となってしまいました。
まあ、忙しいといっても去年の今頃の比ではないなあとしみじみ思います。
当時の僕は勉強にサークルにとなかなかハードな毎日で、
「寝ないでも大丈夫な体になれたらな~」
なんてことをよく考えたものです。
『ドラえもん』に登場するのび太もおんなじことを言っていました。
しかし、実際のところ人間は眠らずに生きていけるのでしょうか?
普段何気な~くしている「睡眠」ですが、みなさんは睡眠についてどれくらい知っていますか?
今回は、意外と知らない睡眠の謎を調べてみました~。
人はなぜ眠たくなるのか
人はなぜ眠たくなるのか。
大昔から多くの人がその答えを見つけようとしました。
一昔前の研究者は睡眠を「人の活動の限界」つまり「エネルギー切れ」による現象と考え、受動的にとらえていました。
しかし、近年では研究が進み「人は自身の活動のために自身を眠らせている」という能動的な考えが一般的になりました。
能動的、つまり脳が自分自身に眠るよう命令を出しているのです。
脳が体を眠らせる?
ではどうやって眠らせているのでしょう。
脳「そろそろ体を休めなさーい」
なーんて脳が命令しているわけではありません。
そこには「睡眠物質」が関係しています。
睡眠物質とは人が“疲労を感じる原因”です。
人が「眠い…」と感じるのは、この睡眠物質が脳の活動を抑えるからです。
これは起きているうちに自然と脳内に溜まっていき、睡眠中に処理されています。
似たようなものに「運動物質」がありますが、こちらは運動をしたあとに溜まる物質です。
睡眠物質は睡眠で処理できる“脳の老廃物”なのに対し、運動物質はストレッチや入浴によって処理できる“身体の老廃物”。
似ているようで全然違うので間違えないように。
睡眠がもたらす効果
人が眠くなる理由が分かったところで、次は“人が睡眠から得られるもの”について考えていきましょう。
ノルアドレナリン、セロトニン、ヒスタミン、アセチルコリン、オレキシン
どこかのRPGの呪文にありそうですね。
これらは「神経伝達物質」といわれ、睡眠中に脳で生成されます。
人が覚醒を維持するのにはこれらが必要不可欠です。
また、神経伝達物質は脳と体の各部位をつないでくれていて、これが減ることで様々な感覚が伝わらなくなってしまいます。
講義中眠たくなると先生の話が頭に入ってこなかったり、文字がうまく書けなくなるのもこの神経伝達物質が足りていないからです。
「寝る子は育つ」はホント?
結論から言うとホントです。
その裏には睡眠中に脳が分泌する成長ホルモンが関係しています。
成長ホルモンには体組織の成長の促進(骨や身長を伸ばす、筋肉の強化などなど)と代謝のコントロール(脂肪の燃焼、病気への抵抗力、体組織の修復・再生などなど)の二つの役割があり、その働きが一番活発になるのが睡眠中なのです。
眠らないと・・・
いままでの情報を踏まえて、人は眠らないとどうなるのかまとめてみました。
様々な身体機能が働かなくなる
先ほども書いたように、人は眠らないと脳内の神経伝達物質が減ってしまいます。
これによって体の様々な機能が狂ってしまうのです。
例えば、体温の調節、平衡感覚、視力、満腹中枢、などなど。
脳と神経で繋がっている部位はほぼマヒしてしまうと言っていいでしょう。
情緒不安定になる
人はある程度寝ないでいると、上記のように身体機能がマヒすることで幻聴や幻覚を感じるようになっていきます。
これが精神病に繋がり、最終的には人と会話すらできなくなってしまいます。
まとめ
いままで述べたことはあくまで重傷なケースです。
皆さんが1日や2日寝なかったことでここまでになることはあまりないでしょう(笑)
しかし、忘れっぽくなる、怒りっぽくなる、集中力がなくなるなど、少なからず生活には影響が出てきます。
たしかに、サークルやバイトなどの無茶ができるのは学生や若者の特権かもしれません。
しかし、ちょっとした言動で周りとの信頼関係を崩すこともあり得ます。
だからこそお互いを気にし合って生活していくことが大切ですね。
まさにその通りです。
食事と同じで、その行為自体を楽しむことで睡眠は日常生活に良い影響を与えます。
意識してするものじゃないからこそ、おざなりにしないよう注意しましょう(^_^)b
なんて言う友達がいたら、
いいからさっさと寝ろ
と言ってあげてくださいね。
ご視聴ありがとうございました(^_^)